墓石施工例
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本小松石は神奈川県真鶴町でしか採る事のできない石として知られています。
本小松石は、磨きによって表出するきめ細かな石肌、独自な色味と希少性などが特徴です。掘り出されたままの状態では、茶褐色の皮に包まれていて、内部の色とは異なっていますが、目が細かく、研磨すると独自の灰色から淡灰緑色の密な石面が現れます。 磨きによって表出するきめ細かな石肌は、静かに輝き光に合わせて表情が変わります。石質は硬く、耐久性、耐火性に優れていて、わずかに緑がかった灰色が最上級とされています。
小松石が歴史に登場するのは鎌倉時代のことです。この頃はまだ、「伊豆石」「相州石」と言われていました。源頼朝が鎌倉に幕府を開いて(1192年)以来、都市づくりや社寺の建造に伊豆石が用いられました。真鶴町の旧岩村の小松山にその名は由来しています。小松山から取れる石材から小松石と呼ばれるようになりました。今日では真鶴以外の産地の石にもその名がつけられることから真鶴産の石は特に、「本小松石」と呼ばれています。